
≪あらすじ≫
夏目織我は表向きは不動産会社に勤めるサラリーマンだが、その前世は死の女神ヴァルキューレ。
天界に属する組織ヴァルハラの一員として、今世も日々、英霊たちの魂を天界へと送り届けている。
そんな夏目が偶然出会い、やがて恋人同士となった相手は、かつて天界を滅ぼした悪神ロキだった。
気まぐれで掴みどころのないロキに翻弄されながらも、夏目は生まれて初めての恋に胸を躍らせ、ロキとの甘く幸せな生活を送っていた。
ところがある日、突然夏目の前に黒いドレス姿の美少女が現れ、「お父様にあなたは相応しくないわ。死んでちょうだい」と告げられる。
少女の正体はなんとロキの娘であり、冥界の女王として君臨するヘルだった。
夏目はヘルの呪いによりヴァルキューレの力を封じられ、呪いを解くためにはロキと縁を切れと迫られて――。