天涯孤独の身で、養護施設の教会で育ってきた瑞希。 ハロウィンの夜、瑞希は礼拝堂の中で突然意識を失い、気づくと見知らぬ場所に…。 そこは悪魔たちが亡者を喰らう世界――魔界。 瑞希はとある契約によって生け贄として魔界の君主、セエレに捧げられたのだった。 赤い鬣に金色の双眸。 美貌の魔大公セエレは、瑞希が真に絶望しその魂が壊れた時に喰らうのだと言い、 あらゆる快楽の手管で瑞希を堕とそうとするが…。