両親からも愛されず就職もままならず――誰からも必要とされない人生を嘆いていた幸希。 そんな幸希に降ってきた人気カフェチェーンの社長、古閑からのとんでもないバイトの話。 それは、偶然見かけた幸希のオーラが、三ヶ月前に亡くした愛猫と同じだったので、 一週間家に住み込んで自分のペットとして共に過ごしてくれないか…というもの。 祖父の入院費に困っていた幸希は古閑の話を受け、奇妙な飼い猫生活が始まった。