組存続のため大滝組若頭補佐・岩下周平に嫁いだ、こおろぎ組の狂犬・佐和紀。 少しは新妻らしくなってきたが、まだまだ『恋』が何だかよくわからない。 そんな折、周平の仕事がらみで京都の桜河会会長のもとへ佐和紀も挨拶に行くことに。 どうやら、二人を呼び寄せた背景には、会長の後妻、由紀子と周平との秘められた過去があるらしく…。 祇園祭に沸く古都。 女狐・由紀子の仕掛けた挑戦に佐和紀がつけた“嫁のケジメ”とは…!?