≪あらすじ≫ 仙女の桃園を管理する道士・リアンは、弟子のジュンシーとともに人里離れた山の上の道宮でひっそりと暮らしている。 様々な力を持つが天界へ昇ることは叶わず、地に暮らす仙人の端くれとなって三百年。 忘れてしまった誰かを待ち続けていた。 そんなある日。桃園に闖入者が…。西の果てにある獣人の国からやってきたという子狼のソワムだ。 呪いのせいで新月の夜しか本来の大人の姿に戻れないソワムに、なぜかリアンの心は波立ち…。 <