≪あらすじ≫ 西洋と東洋を結ぶ大国アルスマン帝国は、食糧支援を条件に北の小国メサティアと同盟を結ぶことになった。 調印のため帝都へやってきたのはメサティア一番の屈強な戦士、アルファの王子ベルカント。 彼は孤高の軍師として知られるハイリに心奪われ、懐に入ってこようとする。 だがベータのハイリは、過去のある出来事からアルファ性とは絶対に特別な関係にならないと心に決めており、 ベルカントに対してもつれない態度を貫いて……。