
≪あらすじ≫
尚国の太子リーレンは、国の窮地を救ってくれた獣人国・琅の白虎王ガイルと結ばれ伴侶となった。
ガイルとリーレン――そんな二人のあいだには千年に亘る魂の絆があった。
かつて共に将軍として背中を預け合った同志・シャオリン。ガイルは彼との約束を信じ神仙となり、その転生を千年ものあいだ待ち続けていた。
そしてついに出会ったリーレンこそがそのシャオリンの生まれ変わりだったのだ。
惹かれ合う二つの魂は千年の時を経てようやく一つになったのだが……。
リーレンがガイルのもとに嫁いで半年ほどが経ったある日のこと、目覚めるとリーレンの体にシャオリンの意識が還ってきていて……。(「千年の夢の終わりに」)
春節を締めくくる元宵節の夜、こっそり城を抜け出し、祭に賑わう街でひと時の逢瀬を楽しむ二人は……。(「元宵の夜」)
など、婚姻後の二人を描いた短編四作品を収録。